【テケジョ=鉄欠乏女子】

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【ほうれん草の胡麻和えと、香りが呼び戻す記憶】「胡麻」と聞くのと、胡麻の香りをかぐのとでは、思い出すことが違うのでしょうか。🌿ほうれん草の胡麻和え。写真の小さな胡麻を見ていると、見た目は控えめなのに、香りではずいぶん存在感のある食材だと思い...
11/09/2026

【ほうれん草の胡麻和えと、香りが呼び戻す記憶】

「胡麻」と聞くのと、
胡麻の香りをかぐのとでは、
思い出すことが違うのでしょうか。🌿

ほうれん草の胡麻和え。
写真の小さな胡麻を見ていると、見た目は控えめなのに、香りではずいぶん存在感のある食材だと思います。少量でも、ほうれん草に主役を譲りきらない(笑)。

今回は、その香りから「うつ病と記憶」の話です。

2024年、米国の研究者が、うつ病の成人32人を対象に、匂いと言葉を手がかりにして、自分の過去の出来事を思い出してもらいました。🧠

使ったのは、コーヒーやバニラなどの匂いと、それに対応する言葉です。

具体的な出来事を思い出せた割合は、匂いを手がかりにした条件で平均68.4%、言葉の条件では52.1%でした。

ここでいう「具体的」とは、「昔よく外食した」という大まかな記憶ではなく、ある場所で起きた、ある一日の出来事を指します。

うつ病では、こうした個々の出来事を思い出しにくくなることがあります。今回の研究では、何を手がかりに尋ねるかによって、思い出せる記憶の具体性に違いが認められました。

ただし、これは少人数の横断研究で、同じ参加者の反応を比較したものです。うつ症状を改善する治療試験ではありません。胡麻の香りも調べていません。

「胡麻和えでうつがよくなる」とは言えません。

精神科医として、奥平はこの研究を、患者さんへの尋ね方を考える材料とします。

うまく言葉が出てこないとき、同じ質問を繰り返すだけでは、聞き取れないこともあるのかもしれません。好きだった料理や、なじみのある香りを話題にすることも、会話の手がかりとして考えたい。ただし、思い出すのが心地よい出来事とは限らないので、無理に促すことは避けます。

「食と心」の専門医師として、食事の内容とともに、その人が何をおいしいと感じ、どんな食卓を覚えているのかにも関心があります。

目の前の一皿について話していたら、昔の台所や、誰かと食べた日の話になる。そんな会話も大切にしたいと思います。🍽️

香りだけで懐かしくなる料理を、一つ教えてください。

参考文献
Leiker EK. JAMA Netw Open. 2024. PMID: 38349650

#食と心の専門家 #ほうれん草の胡麻和え #メンタルヘルスは食事から #日本栄養精神医学会 #栄養精神医学

【「酸っぱい」は、味だけではなく“飲み込む”ことにも関係する? 🍆】ポン酢を口に入れた瞬間、唾液が出てきませんか?あれは単なる「おいしさ」の話ではありません。酸味は口腔内の感覚刺激として、唾液分泌や嚥下にも関係します。そして2026年8月、...
09/09/2026

【「酸っぱい」は、味だけではなく“飲み込む”ことにも関係する? 🍆】

ポン酢を口に入れた瞬間、唾液が出てきませんか?

あれは単なる「おいしさ」の話ではありません。

酸味は口腔内の感覚刺激として、唾液分泌や嚥下にも関係します。

そして2026年8月、ちょうどこの「酸味と嚥下」を調べた興味深いRCTが報告されました。

料理のポン酢から、まさか嚥下の医学につながるとは思いませんでした(笑)。

今回の「ナスと豚バラのサッパリ煮」を見ながら、奥平が注目したのはナスのポリフェノールでも、豚肉のビタミンB群でもありません。

「酸味」です。

🍋 酸味で「飲み込む力」は変わるのか?

2026年にBrain and Behaviorに掲載された研究では、急性期虚血性脳卒中後に嚥下障害を認めた95人を対象に、酸味刺激の効果がRCTで検討されました。

47人には室温のレモン果汁4 mL、48人には水4 mLを、朝・昼・夕食前に7日間投与。

嚥下機能はGUSS(Gugging Swallowing Screen)で評価されました。

その結果、レモン果汁群では水群と比較して、7日目および30日目の嚥下機能が有意に改善していました。

30日目のGUSS総得点の群間差では、効果量 r=0.54でした。

ここが面白いところです。

私たちは「食べる」という行為を、つい栄養素の摂取として考えます。

しかし実際には、

味を感じる
→ 唾液が出る
→ 食物を口の中で処理する
→ 嚥下を開始する

という感覚入力と運動の連続です。

食事は、胃に入ってから始まるのではありません。

「口に入れた瞬間」から、すでに身体との情報交換が始まっています。

精神科医として山口病院で診療している奥平にとっても、ここは大切な視点です。

精神科では、向精神薬による口渇、高齢化、認知機能低下、フレイルなど、食べる機能そのものに注意が必要な患者さんが少なくありません。

血液検査で鉄や亜鉛、ビタミンを確認することは重要です。

一方で、「十分な栄養を摂ってください」と言う前に、

味を感じられているか。
唾液は十分か。
噛めているか。
安全に飲み込めているか。

こうした「食べる入口」を見ることも、食と心を考えるうえで欠かせないと思っています。

ただし、この研究から「ポン酢を食べれば嚥下障害が改善する」と解釈するのは不正確です。

研究対象は急性期虚血性脳卒中後の嚥下障害患者であり、使用されたのは一定量のレモン果汁です。さらに、完全な盲検化が困難であることなどの限界があります。通常の食事に使うポン酢の効果を検証した研究でもありません。

嚥下障害がある方へ自己判断で酸味のある液体を飲ませることも勧められません。液体の粘度を含め、誤嚥リスクを専門的に評価する必要があります。

それでも、

「味は栄養の飾りではなく、食べる生理機能の一部である」

ということを考えさせてくれる研究です。

さて、目の前のお皿に戻ります。

ナスはやわらかく、豚バラの脂のコクをポン酢の酸味が引き締める。

ネギとゴマまで乗ると、口の中の仕事量はなかなか多い一皿です(笑)🍽️

食事を見るとき、「何が何mg入っているか」だけでは見えてこない医学があります。

味覚、嗅覚、唾液、咀嚼、嚥下。

これらもすべて、「食べる」という一つの行為を支えています。

栄養精神医学では、こうした食事そのものの体験にも目を向けていきたいと思います。

【ナスと豚バラのサッパリ煮】

ナス 2本
豚バラ 100g
ポン酢
ネギ・ゴマ お好みで

皆さんは、酸味のある料理なら何が一番好きですか? 😊

【参考文献】

Gunes A. Brain Behav. 2026. PMID: 42642850

Wiedemann F. Swiss Dent J. 2024. PMID: 38739771

#食と心の専門家 #ナスと豚バラのサッパリ煮 #メンタルヘルスは食事から #日本栄養精神医学会 #栄養精神医学

【白菜の豆乳シチュー 「温かい食事」は満腹感まで変えるのか?】「温かいものを食べると、なんだかホッとする」これは単なる気分の問題なのでしょうか。白菜の豆乳シチューを見ながら、奥平が気になったのは栄養素よりも「温度」でした。🥣実は、食事の温度...
08/09/2026

【白菜の豆乳シチュー 「温かい食事」は満腹感まで変えるのか?】

「温かいものを食べると、なんだかホッとする」

これは単なる気分の問題なのでしょうか。

白菜の豆乳シチューを見ながら、奥平が気になったのは栄養素よりも「温度」でした。🥣
実は、食事の温度と食欲を調節する消化管ホルモンの関係まで調べた研究があります。

2024年に発表された興味深いヒト研究があります。

健康な25〜35歳の男女13人に、炭水化物・脂質・タンパク質の構成が異なる食事を、それぞれ「冷たい・温かい・熱い」という異なる温度条件で摂取してもらうクロスオーバー試験です。

研究者が測定したのは、GLP-1とCCK。

どちらも食後の満腹感や消化管機能に関係するペプチドホルモンです。

結果は興味深く、熱い食事では冷たい食事と比較して、GLP-1とCCKの食後反応が大きくなりました。また、これらのホルモン値は主観的な満腹感と正の相関を示し、その後のエネルギー摂取量とは負の相関を示しました。

つまり、

「何を食べるか」

だけではなく、

「どんな温度で食べるか」

も、食後の生理反応に関係する可能性があるということです。

これは栄養精神医学を考えるうえでも面白い視点です。🧠

精神科の診察では、「食欲がありません」「食べても満足した感じがしません」「逆に食べ始めると止まりません」という話を聞くことがあります。

食欲は、意志だけで決まるものではありません。

消化管からの情報、視覚、嗅覚、味覚、口腔内の感覚、食物の温度、胃の伸展、GLP-1やCCKなどのシグナルが脳へ送られ、食行動の調節に関与しています。

だから奥平は、「何を何g食べたか」だけで食事を評価するのでは不十分だと考えています。

ただし、今回の研究は13人という非常に小規模な試験です。対象も健康な若年成人であり、うつ病などの精神疾患患者を対象にした研究ではありません。

したがって、

「温かい料理を食べればメンタルヘルスが改善する」

とは、この研究からは言えません。

それでも、食事の「温度」という、普段あまり栄養学の数字には出てこない要素まで生理学的に研究されているのは面白いところです。

そしてもう一つ。

白菜、にんじん、鶏肉など具材のあるシチューは、完全な液体とは違い、口の中で噛んで処理する必要があります。

2024年のクロスオーバー研究では、健康成人30人が食感によって食べる速度の異なる24種類の朝食・昼食を摂取しました。

ゆっくり食べる条件では、速い条件に比べ、平均して食物摂取量が22%、エネルギー摂取量が13%少なくなりました。食感によって食べる速度を変えることが、摂取量に影響し得ることを示した介入研究です。

シチューというと「飲むように食べる」イメージもありますが、白菜やにんじんがちゃんと仕事をしています(笑)。

豆乳のまろやかさ、温度、具材の食感。

食事は栄養成分表だけでは表現できない、多数の感覚刺激を脳と消化管へ届けています。

山口病院でこころの診療をしている奥平が「食と心」を考えるとき、こうした食べ方そのものにも目を向けたいと思っています。

目の前の白菜の豆乳シチュー。

温かいうちに、少しゆっくり味わってみる。

それだけでも、いつもの一皿の見え方が少し変わります。🥕

【白菜の豆乳シチュー】

写真からは、白菜、にんじん、鶏肉などが確認できます。豆乳を使用したシチューです。

※材料・分量の詳細は今回提示されていないため、推測による分量は記載していません。

【参考文献】

Hamid N. J Family Community Med. 2024. PMID: 39176010

Heuven LAJ. Br J Nutr. 2024. PMID: 39279635

皆さんはシチュー、熱々で食べる派ですか? 少し冷まして食べる派ですか?😊

#食と心の専門家 #白菜の豆乳シチュー #メンタルヘルスは食事から #日本栄養精神医学会 #栄養精神医学

【「何を食べるか」だけでなく、「どう食べるか」】ししとうを豚バラ肉で巻く。大葉も入る。チーズも入る。一口食べると、肉の弾力、ししとうの歯ごたえ、溶けたチーズ、大葉の香りが順番にやってきます。この料理を医学的に眺めていて、奥平が注目したのは栄...
08/09/2026

【「何を食べるか」だけでなく、「どう食べるか」】

ししとうを豚バラ肉で巻く。

大葉も入る。チーズも入る。

一口食べると、肉の弾力、ししとうの歯ごたえ、溶けたチーズ、大葉の香りが順番にやってきます。

この料理を医学的に眺めていて、奥平が注目したのは栄養素ではありません。

「食感」です。🍽️

実は今、食べ物の「硬さ」「噛みやすさ」「食べる速さ」が、どのくらい食べるかに影響することが、ヒトを対象とした介入研究でかなり具体的に調べられています。

2026年のBritish Journal of Nutritionに掲載されたランダム化クロスオーバー試験では、オランダの成人20人が、「ゆっくり食べることにつながる食感の食事」と「速く食べられる食感の食事」を、それぞれ11日間摂取しました。

興味深いことに、食感を変えただけで、ゆっくり食べる食事では食べる速度が平均32%低下しました。

さらに、11日間の累積の食物摂取重量は6%少なくなりました。

ただし、ここは重要です。

エネルギー摂取量には有意差がありませんでした。つまり、「ゆっくり食べれば必ず摂取カロリーが減る」と、この研究だけから言うことはできません。

ところが、同じ2026年にAmerican Journal of Clinical Nutritionに掲載された別のRCTでは、さらに興味深い結果が報告されています。

成人41人に、食感によって食べる速度が異なる2種類の超加工食品中心の食事を、それぞれ14日間自由に食べてもらいました。

すると、ゆっくり食べる食感の条件では、速く食べる食感の条件より、1日のエネルギー摂取量が平均369 kcal少なかったのです。

これは「ししとうの豚バラ巻きを食べれば369 kcal減る」という話では、もちろんありません(笑)。

研究された食事そのものも、今回の料理とは違います。

奥平が面白いと思うのは、栄養学では「何を何g食べたか」に目が向きやすい一方で、食物の物理的な性質そのものが食行動を変え得る、という点です。

精神科の診療でも、食欲について尋ねることはよくあります。

でも、「食欲がありますか?」だけでは分からないことがあります。

どのくらいの速さで食べているのか。
噛む必要のある食事なのか。
短時間で流し込むような食事になっていないか。

「食べる」という行動そのものを、もう少し細かく見る必要があると奥平は考えています。🧠

もちろん、今回の研究は主として食物・エネルギー摂取量を検討したものであり、うつ病や不安症など精神疾患の改善を示した研究ではありません。

この結果から精神症状への効果を推論することはできません。

それでも、「食と心」を考えるとき、

何を食べるか

だけでなく、

どういう食感のものを、どんな速度で食べているか

まで視野を広げるのは興味深いと思います。

山口病院で心の診療をしている奥平にとって、栄養精神医学は栄養素の数字だけを見る医学ではありません。

毎日繰り返される「食べる」という行動を、医学の目でもう一度丁寧に見ていくこと。

そこにも「食と心」の面白さがあります。

そして目の前の豚バラ巻きへ戻ると、

ししとうを噛んで、
大葉が香って、
チーズがとろけて、
豚肉をさらに噛む。

意外に口の中の仕事量が多い一皿です(笑)。🌿

【料理】
ししとう・大葉・チーズの豚バラ巻き焼き

【材料】
・豚バラ肉
・ししとう
・大葉
・チーズ

※今回は分量のご提示がないため、分量は記載していません。

皆さんは、食事は「ゆっくり派」ですか? それとも「早食い派」ですか?

【参考文献】

van Bruinessen M. Br J Nutr. 2026. PMID: 41492689

Forde CG. Am J Clin Nutr. 2026. PMID: 41314613

#食と心の専門家 #ししとう大葉チーズの豚バラ巻き焼き #メンタルヘルスは食事から #日本栄養精神医学会 #栄養精神医学

㊗️今夜20時から無料YouTubeライブで奥平がお話しいたします。とても大切な内容です。
07/09/2026

㊗️今夜20時から無料YouTubeライブで奥平がお話しいたします。

とても大切な内容です。

2026年9月7日(月)20:00〜 ライブ配信日本栄養精神医学会の会員の皆さまを対象に、認定制度(認定資格・認定施設)についてご...

【認定資格・認定施設について】(食と心の専門家)日本栄養精神医学会「メンタルヘルスは食事から」という理念のもと、食事・栄養とメンタルヘルスを学び、その知識を医療やカウンセリング等で適切に活用できる人材を育成するため、認定制度を設けています。...
31/08/2026

【認定資格・認定施設について】(食と心の専門家)日本栄養精神医学会

「メンタルヘルスは食事から」という理念のもと、食事・栄養とメンタルヘルスを学び、その知識を医療やカウンセリング等で適切に活用できる人材を育成するため、認定制度を設けています。

認定制度には「専門資格」と「普及資格」があります。

■専門資格
学会正会員のうち、対象となる国家資格を有する方が対象です。

医師・歯科医師
認定医 → 指導医

その他の対象国家資格者
認定士 → 指導士

新規申請には原則30単位が必要です。

■普及資格
国家資格の有無にかかわらず、学会の全会員が対象です。

サポーター(入門)

アドバイザー(初級)

カウンセラー(中級)

サポーター:学術総会または特別講座への参加
アドバイザー:20単位
カウンセラー:30単位

サポーターは更新不要です。

■「食と心の専門家」とは?
一定水準以上の認定資格を取得した方を表す学会の愛称です。

対象:
・認定医、指導医
・認定士、指導士
・認定カウンセラー

サポーター、アドバイザーは含まれません。

■「食と心の学会認定施設」
個人だけでなく、一定の要件を満たす施設も認定します。

①医療機関型認定施設
教育責任者を置き、
柱A:指導医または指導士
柱B:認定医・認定士・カウンセラー
を所定の条件で配置します。
医学部附属病院は教育拠点施設として位置づけます。

②カウンセリング型認定施設
統括責任者を置き、カウンセラー・指導士・指導医のいずれか1名以上を配置します。条件を満たせばオンライン施設も対象となります。

同一資格者が非常勤で複数施設を担当することも可能ですが、所定の責任者等を兼任できる認定施設は合計5施設までです。

■現在は「移行措置期間」です
任意団体時代の制度から新制度への移行期間のため、単位、費用、試験、認定施設の条件等について一部緩和・配慮があります。

原則として毎年11月までに、
「学術総会への参加(後日動画を含む)」
+「必要単位の取得」
+「資格・施設の申請」
を行い、翌年1月1日から仮認定となります。

現在の単位は「会員マイページ」で確認できます。過去の参加実績も単位として扱われ、不足分は各種動画聴講等で補うことができます。

詳しくは会員マイページの
「自分の単位・新規約・Q&A」
をご確認ください。

📢来週月曜20時から、認定制度の質疑応答を行います。
会員専用LINE・会員マイページからアクセスできるようにします。

規約やQ&Aに記載のない内容は、会員専用LINEでもご質問いただけます。

新しい「会員マイページ」もぜひご確認ください。

(食と心)日本栄養精神医学会
学会事務局

#食と心 #栄養精神医学 #メンタルヘルスは食事から #日本栄養精神医学会 #食と心の専門家

🥑アボカドを毎日食べたら、認知機能は上がるのか?「アボカドは脳にいい」栄養の話では、こんな言葉をよく見かけます。では、本当にアボカドを毎日食べ続けたら、記憶力や注意力は良くなるのでしょうか?実は2026年、この問いをかなり真正面から調べたR...
31/08/2026

🥑アボカドを毎日食べたら、認知機能は上がるのか?

「アボカドは脳にいい」

栄養の話では、こんな言葉をよく見かけます。

では、本当にアボカドを毎日食べ続けたら、記憶力や注意力は良くなるのでしょうか?

実は2026年、この問いをかなり真正面から調べたRCTが報告されました。🧠

しかも結果は、栄養の記事としては少し書きにくいものです。

「明らかな改善は認められなかった」のです。

今回作ったのは、

「アボカドと大葉とカニかまの山葵マヨネーズ和え物」。

アボカドのねっとり感に、大葉の香り、山葵の刺激。

そこへカニかま。

材料を見ると和食なのか洋食なのか、途中で本人たちも分からなくなったような組み合わせですが(笑)、これがなかなか合います。🥑

ここで奥平が気になったのが、

「アボカドは、本当に脳にいいのか?」

ということでした。

アボカドには、一価不飽和脂肪酸、食物繊維、ビタミンE、カロテノイドなどが含まれます。

特にルテインは網膜だけでなく脳にも存在するため、認知機能との関連が研究されてきました。

しかし、

「脳に関係する成分を含んでいる」

ことと、

「その食品を食べれば認知機能が改善する」

ことは別の話です。

ここを区別することは、栄養精神医学ではとても大切です。

2026年にJournal of Nutrition, Health & Agingに掲載されたLeeらのRCTでは、腹囲が大きい成人251人を、アボカドを1日1個食べる群と、アボカドを避ける群に無作為に割り付け、6か月間追跡しました。最終的に241人が試験を完遂しています。

評価したのは、

記憶
処理速度
実行機能
単純反応時間
ワーキングメモリー反応時間

などです。

結果は興味深いものでした。

6か月後、アボカド群が対照群より認知機能を有意に改善したという結果は、いずれの認知領域でも認められませんでした。

つまり、

「アボカドには脳に関係する栄養成分がある」
   ↓
「だからアボカドを毎日食べれば認知機能が良くなる」

とは、現時点では言えないのです。

私はむしろ、このような「期待通りではなかった研究」も大切にしたいと思っています。

精神科医として山口病院で「食と心」を考えるときも、食品を薬のように扱わないことは重要です。

一つの食品について、生化学的にもっともらしい機序が存在しても、それだけでヒトに臨床効果があるとは判断できません。

一方で、別の大規模RCTからは面白い結果も出ています。

2024年の研究では、腹部肥満のある成人1,008人を対象に、1日1個のアボカドを26週間追加した群では、通常食群よりHealthy Eating Index-2015(健康的な食事の質を評価する指標)が平均4.74ポイント改善しました。

ここが、今回の一皿から考えたいポイントです。

食品の価値は、

「この食品に○○という成分が入っている」

だけでは決まりません。

その食品を食卓に加えたことで、

「何を食べるようになったのか」
「代わりに何を食べなくなったのか」

まで見なければ、本当の食事の変化は分かりません。

これは精神科臨床でも同じです。

奥平は、血液検査などで栄養状態を確認することを大切にしていますが、数値だけで食生活全体を理解できるわけではありません。

「何を足すか」だけではなく、

「その食品が、いつもの食事をどう変えるのか」

にも目を向けたい。

アボカド1個で認知機能が良くなるとは、今回のRCTからは言えません。

それでも、目の前の一皿を少し豊かにする食品としてどう使うか。

その視点なら、アボカドにはまだまだ面白い研究テーマがあります。

そして今日のアボカドは、脳への効果を考える前に、山葵を入れすぎると鼻のほうが先に反応します(笑)。

🌿今回の料理

「アボカドと大葉とカニかまの山葵マヨネーズ和え物」

アボカド 1個
大葉 5枚
カニかま 5本
山葵 少々
マヨネーズ 大さじ1.5
塩 ひとつまみ

皆さんなら、アボカドに何を合わせますか?🥑

参考文献

Lee GJ. J Nutr Health Aging. 2026. PMID: 41999682

Petersen KS. Curr Dev Nutr. 2024. PMID: 38375072

#食と心の専門家 #アボカド #メンタルヘルスは食事から #日本栄養精神医学会 #栄養精神医学

🧠 しらたきと明太子。「カロリー」より面白い食欲の話しらたきを見て「低カロリーだからヘルシー」と思ったら、今日はその話ではありません。奥平が面白いと思うのは、もっと別のところです。食欲は「何kcal食べたか」だけで決まるわけではありません。...
30/08/2026

🧠 しらたきと明太子。「カロリー」より面白い食欲の話

しらたきを見て「低カロリーだからヘルシー」と思ったら、今日はその話ではありません。

奥平が面白いと思うのは、もっと別のところです。

食欲は「何kcal食べたか」だけで決まるわけではありません。

食べ物が胃腸の中でどう膨らみ、どんな物性を示し、どのくらいの速度で消化されるのか。

そんな「食べ物の物理」が、空腹感や満腹感と関係している可能性が研究されています。

しらたきの原料であるこんにゃくには、グルコマンナンという食物繊維が含まれています。

ここで興味深い2024年の研究があります。

Xuらは、健康な若年成人15人を対象に、性質の異なる脱アセチル化こんにゃくグルコマンナンを加えた米飯を用いて、単盲検クロスオーバー試験を行いました。

面白いのは、「グルコマンナンを摂ったかどうか」だけを調べた研究ではないこと。

研究者たちは「水和速度」、つまり水を取り込んで膨潤していく性質に注目しました。

水和速度の遅い条件では、対照と比較して、食後の空腹感、食べたいという欲求、これから食べられそうな量の主観評価が低下しました。

さらにin vitroの消化試験では、条件によって米デンプンの加水分解速度にも違いが認められています。

これがなかなか面白い。

栄養学というと、

「タンパク質が何g」
「食物繊維が何g」
「何kcal」

と、つい「量」に目が向きます。

しかし人間は、栄養成分表を胃袋に流し込んでいるわけではありません(笑)。

食品には、硬さ、粘性、水分、膨潤性、消化される速度など、さまざまな物理的特徴があります。

同じ「食物繊維」という名前でも、その種類や食品中での状態によって、生体への影響が同じとは限りません。

そして、ここから先はヒト研究と分けて考える必要があります。

2024年、Jinらは、こんにゃくグルコマンナンと食欲との関係を、視床下部まで含めて調べた動物研究を報告しました。

肥満マウスでは、摂食量の低下とともに、視床下部の炎症関連指標や、食欲調節に関係するAgrp、Npyなどの遺伝子発現、腸内細菌叢や短鎖脂肪酸に変化が認められました。

興味深いことに、非肥満マウスでは反応が異なっています。

ここは大切です。

これはマウスの研究です。

「しらたきを食べると、人間の視床下部の炎症が改善する」と結論づけることはできません。

奥平が精神科医として興味を持つのは、むしろ「食欲」という感覚そのものの複雑さです。

食欲には、視床下部を中心とした恒常性調節だけでなく、消化管からの情報、迷走神経、消化管ホルモン、報酬系、ストレス、睡眠、薬剤など、多くの要因が関係しています。🧠

精神科では、食欲低下も過食も日常的に遭遇します。

だから山口病院で患者さんを診るときも、

「食べていますか?」

という一言だけでは捉えきれないことがあります。

いつ空腹になるのか。

食べ始めると止まらなくなるのか。

食後に満腹を感じるのか。

薬を変更してから食欲が変わったのか。

睡眠不足の日に食行動が変化するのか。

同じ「食欲がある」「食欲がない」でも、その中身はかなり違います。

栄養精神医学では、血液中の栄養状態を評価することも大切です。

同時に、「食べる」という行動を、脳、消化管、感覚、代謝が相互に情報をやり取りする現象として見ることも大切だと奥平は考えています。

さて、そんな難しい話をしながら、目の前にあるのは、

「しらたきと辛子明太子の和え物」。

しらたき250gに、辛子明太子100g。

明太子がしらたき一本一本に絡んでくるので、かなり存在感のある明太子です(笑)。

ピリッとした辛味と、しらたき独特の歯ごたえ。

食べ物は「何が含まれているか」だけではなく、

「どんな状態で口に入り、胃腸へ届くのか」

という視点から見ても面白い。

一皿のしらたきから、食欲という脳と身体の働きまで考えられる。

これも「食と心」の面白さです。🍽️

【しらたきと辛子明太子の和え物 2人分】

材料

しらたき 1袋(250g)
辛子明太子 1腹(100g)
サラダ油 小さじ1
酒 大さじ2
しょうゆ 小さじ1

作り方

しらたきは水から茹でてアクを抜き、5〜6cm程度の長さに切る。

辛子明太子は皮を除き、中身を取り出す。

フライパンにサラダ油を引き、しらたきを炒めて水分を飛ばす。

ある程度水分が飛んだら、辛子明太子、酒、しょうゆを加えてよく混ぜ、明太子が全体に絡んだら出来上がり。

皆さんは、しらたきなら「明太子」「たらこ」「きんぴら」、どれが一番好きですか?

【参考文献】

Xu C. Molecules. 2024. PMID: 38611960

Jin H. J Agric Food Chem. 2024. PMID: 39465542

#食と心の専門家 #しらたきと辛子明太子の和え物 #メンタルヘルスは食事から #日本栄養精神医学会 #栄養精神医学

🥬 白菜の八宝菜、「やわらかい」だけでは終わらない。食感が食べる速さを変える八宝菜を食べていると、口の中で仕事が次々に変わります。白菜はやわらかい。きくらげはコリッ。しいたけは弾力がある。そして、奥平が好きなのは「卵」です(笑)。同じ一皿な...
27/08/2026

🥬 白菜の八宝菜、「やわらかい」だけでは終わらない。食感が食べる速さを変える

八宝菜を食べていると、口の中で仕事が次々に変わります。

白菜はやわらかい。
きくらげはコリッ。
しいたけは弾力がある。
そして、奥平が好きなのは「卵」です(笑)。

同じ一皿なのに、噛み方も、口の中にとどまる時間も違う。

実は最近、この「食感」と「食べる速さ」の関係が、かなり精密に研究されています。

🥢 「ゆっくり食べましょう」より、食べ物そのものが重要?

2026年、American Journal of Clinical Nutritionに興味深いRCTが報告されました。

Fordeらは成人41人を対象に、食感によって「速く食べやすい食事」と「ゆっくり食べやすい食事」を用意し、それぞれ14日間食べてもらうクロスオーバー試験を行いました。

その結果、

食感によって食べる速度が遅くなる食事では、1日のエネルギー摂取量が平均369 kcal少なかった

という結果でした。

しかも、この差は14日間を通して認められました。

ここで奥平が面白いと思ったのは、

「本人が頑張ってゆっくり噛む」

という話だけではなく、

「食べ物の物理的な性質そのものが、食べる速度を変える」

という点です。

🧠 食事は「栄養素が胃に入れば同じ」ではない

私たちは栄養を考えるとき、

タンパク質は何gか
食物繊維はどのくらいか
ビタミンやミネラルはどうか

と、どうしても「何を摂取したか」に注目します。

しかし食事は、飲み込む前から始まっています。

噛む。
舌で動かす。
唾液と混ぜる。
食感を感じる。
次の一口を口に運ぶ。

こうした一連の「口腔内処理」は、食べる速度や一口量、食事量と関係します。

2026年のvan BruinessenらのRCTも興味深いものでした。

成人20人に、食感によって食べる速度が異なる食事をそれぞれ11日間摂取してもらったところ、遅く食べる食事では食べる速度が平均32%遅くなりました。

さらに、食感によって食べる速度に明確な差が生じた日には、食物摂取重量が1日平均121g少なくなっていました。

一方、累積のエネルギー摷取量には有意差がありませんでした。つまり、「食べた重量が減った=そのまま摂取エネルギーも減る」とは限りません。ここは重要です。

🥬 そこで、八宝菜です

八宝菜は、この研究を思い出すには面白い料理です。

白菜、にんじん、きくらげ、しいたけ、肉、うずらの卵など、硬さや弾力の異なる食材が一皿に入っています。

写真を見ても、

「これは全部、同じ噛み方では食べられないな」

と分かります。

きくらげだけは、明らかに周囲と違う仕事を要求してきます(笑)。

もちろん、今回紹介した研究は「八宝菜を食べると摂取エネルギーが減る」と証明した研究ではありません。

また、Fordeらの2026年の研究は超加工食品を用いた試験であり、その結果を家庭料理の八宝菜へ直接当てはめることはできません。

それでも、

「何を食べるか」だけでなく
「どんな物性のものを、どんな速度で食べるか」

まで食行動として考える視点は、栄養精神医学でも興味深いと思います。

精神科診療では、食欲だけを聞いても食行動の全体は分かりません。

食事を極端に速く済ませていないか。
よく噛める口腔状態か。
やわらかい食品に偏っていないか。
食事を味わう余裕があるか。

こうした情報も、その人の生活状態を知る手掛かりになります。

食べる速度を変えれば精神症状が改善する、という臨床的根拠が確立しているわけではありません。

しかし「食と心」を考えるとき、栄養素だけを見るのではなく、食べるという行動そのものを見る。

山口病院で精神科診療をしている奥平にとって、ここは栄養精神医学の面白いところです。

そして八宝菜を見ると、白菜より先にうずらの卵を確認してしまいます。

これは医学ではなく、完全に奥平の好みです🥚

【今回の料理】

白菜の八宝菜

写真からは、白菜、にんじん、きくらげ、しいたけ、肉類、うずらの卵などが確認できます。正確な材料・分量は今回提示されていないため、推測によるレシピ記載は控えます。

皆さん、八宝菜で最後まで取っておきたい具は何ですか?

【参考文献】

Forde CG. Am J Clin Nutr. 2026. PMID: 41314613
van Bruinessen M. Br J Nutr. 2026. PMID: 41492689

#食と心の専門家 #白菜の八宝菜 #メンタルヘルスは食事から #日本栄養精神医学会 #栄養精神医学

🌽 アスパラに「コーンを少し」が好き。その“少し”を医学的に考えてみたアスパラだけでもおいしい。ツナを加えれば、さらにまとまる。でも奥平は、そこにコーンを少し入れるのが好きです。この「少し」が、意外と面白い。アスパラの青々とした風味と歯ごた...
25/08/2026

🌽 アスパラに「コーンを少し」が好き。その“少し”を医学的に考えてみた

アスパラだけでもおいしい。

ツナを加えれば、さらにまとまる。

でも奥平は、そこにコーンを少し入れるのが好きです。

この「少し」が、意外と面白い。

アスパラの青々とした風味と歯ごたえの中に、ときどきコーンの甘味が入ってくる。

食べていると、口の中でアスパラとコーンが交代で出番を主張してきます(笑)。

ここから今日は栄養素の話ではなく、

「おいしい」と「食べたい」は、実は同じではない。

そんな脳と食欲の話をしてみます🧠

■「おいしい」と「食べたい」は別の感覚

例えば、こんな経験はないでしょうか。

夕食を十分食べて、

「もうお腹いっぱい。満足!」

と思っていたのに、

冷蔵庫を開けて大好きなデザートを見つけた瞬間、

「……これは食べたい」

となる。

逆もあります。

実際に一口食べれば、

「おいしい」

と感じる。

ところが、疲れているときや気分が落ちているときには、

「わざわざ食べようとは思わない」

ことがあります。

この違いがポイントです。

食行動の研究では、

Liking(ライキング)
=食べたときに「おいしい」「心地よい」と感じること

Wanting(ウォンティング)
=その食べ物を「食べたい」「手に入れたい」と動機づけられること

を分けて考えます。

簡単に言えば、

Likingは「食べたときの喜び」

Wantingは「食べる前から手が伸びる力」

です。

似ていますが、脳の報酬機能という観点では、完全に同じものではありません。

2025年のAppetite誌でSavvaらは、このLikingとWantingを、食べ物などの「匂い」と「画像」を使って調べています。

3つの実験で参加者はそれぞれ37人、43人、39人。

「どのくらい心地よいか」

「どのくらい欲しいか」

を別々に評価しました。

その結果、食物などに対するLikingとWantingは、行動評価として区別して捉えられることが示されました。

■ 精神科医が「食欲がありますか?」だけでは足りないと思う理由

山口病院で精神科診療をしている奥平にとって、ここが特に興味深いところです。

診察では、

「食欲はありますか?」

と尋ねることがあります。

しかし実際には、

「食べればおいしい。でも、食べようという気にならない」

という人もいれば、

「お腹は空くし食べる。でも、以前ほどおいしいと感じない」

という人もいます。

どちらも本人は、

「食欲が落ちました」

と表現するかもしれません。

しかし、同じ「食欲低下」という言葉の中に、異なる現象が含まれている可能性があります。

精神医学では、うつ病などでみられる「喜びや楽しさを感じにくくなる状態」を考える際にも、報酬を一つの現象として扱わず、快楽そのものや、報酬を求めて行動する動機づけなどに分けて検討します。

だから奥平は、

「食欲があるか、ないか」

だけではなく、

「何なら食べたいと思いますか?」

「実際に食べると、おいしいですか?」

という違いにも意味があると考えています。

血液検査では見えない「食と心」の情報です。

■ では、「コーンを少し」は何が面白いのか🌽

2025年には、甘味嗜好と食行動について調べた小規模な研究も報告されています。

Guarneriらは、平均年齢約23歳の成人65人について、ショ糖濃度の好み、食行動、添加糖類摂取量、食事の質などを評価しました。

その結果、甘味を強く好むことと、添加糖類摂取量や食事の質との間に関連が認められました。

ただし、これは65人を対象としたパイロット研究です。

観察的な関連を含むため、

「甘いものが好きだから食事の質が悪くなる」

と因果関係を断定することはできません。

より大きな集団での検証が必要です。

奥平がこの一皿から考えるのは、

「甘味をゼロにするか、たくさん食べるか」

という二択ではありません。

アスパラの香りと歯ごたえ。

ツナのうま味。

赤パプリカの風味。

そこへ、ときどきコーンの甘味。

食事は栄養素の足し算だけではありません。

味覚、嗅覚、視覚、食感、そして報酬や食欲。

いろいろな情報を脳が受け取りながら、私たちは「おいしい」「もっと食べたい」「今日はもう十分」と判断しています。

「食と心」の専門医師として精神科診療をしていると、

「何を何mg摂取したか」

だけでは見えないものがあります。

その人は、食事をおいしいと感じられているのか。

食べたいという気持ちは起きているのか。

そして、以前好きだったものを今も「食べたい」と思えるのか。

食事は、栄養状態を見るだけでなく、その人の心の変化を知る一つの窓にもなり得ます。

🥗 アスパラとツナコーンの和え物
赤パプリカを添えて

【材料】

アスパラ 6本

ツナコーン 1缶

塩 ひとつまみ

パプリカ お好みで

コーンを「少し入れるのが好き」というだけの一皿から、脳のLikingとWantingまで話が広がってしまいました。

料理をしていて医学論文にたどり着く。

奥平にとっては、これも栄養精神医学(食と心)の面白さです。

【参考文献】

Savva A. Appetite. 2025. PMID: 39423862

Guarneri F. BMC Nutr. 2025. PMID: 40361248

皆さんは、コーンは「たっぷり派」ですか?「少し派」ですか?🌽

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