06/06/2026
【施術者が整っていること】
患者さんの回復には、
施術者自身が整っていることが第一条件である。
そんな内容の論文の話を聞いて、
「やっぱりそうだよな」と思いました。
そんな感じは、昔からしていました。
20歳の頃。
整骨院で施術者として働いていた時のことです。
今も施術の仕事をしていますが、
当時から感じていたことがあります。
それは、
自分自身の調子が良い時と、
不調の時では、
患者さんの回復の反応が明らかに違うということ。
体の調子もそうです。
そして、脳内の状態もそうです。
目に見えて分かりやすいところで言うなら、
思考がグルグルしていない状態。
頭の中で交通渋滞が起きていない状態です。
自分の思考が詰まっている時は、
呼吸も浅くなります。
そして不思議なことに、
それが伝わるかのように、
患者さんの呼吸まで浅くなることがあります。
目に見えて分かりやすいところでは、
呼吸の変化。
もっと深いところでは、
脳の波長や、安心感、空気感のようなものが
関係しているのかもしれません。
これは施術だけの話ではありません。
どんな人と一緒にいるか。
それだけで、人は相手の状態に同調するように、
心も体も変化することがあります。
だからこそ、
施術による回復の早さにも、
施術者の状態は影響するのだと思います。
どれだけ技術力があっても、
受ける側が
「合わない」
「休まらない」
「落ち着かない」
と感じてしまえば、
体は安心して回復に向かいにくい。
施術者に必要なのは、
技術だけではありません。
自分自身の体を整え、
呼吸を整え、
思考を整え、
その場に安心できる空気をつくること。
患者さんの体に触れる前に、
まず自分自身を整える。
それが回復を支える
大切な土台なのだ�