28/08/2026
今日、8月28日は旧暦でいう7月16日にあたる。
古くから「地獄の釜の蓋が開く日」と呼ばれてきた日だ。
旧暦の1月16日と7月16日、年に二度訪れるこの日は、
閻魔様の裁きすら休まるとされ、あの世とこの世を隔てる境がわずかに緩む日と伝わってきた。
実は「藪入り」という奉公人が実家に帰ることを許された風習も、この日に由来している。地獄の釜の蓋が開くのだから、
この世で働く者も休むべきだ、という古人の発想である。
私のもとには、供養の仕方が分からない、
墓じまいをしたけれどご先祖様に申し訳ない気持ちが消えない、
という40代の女性からのご相談が多く寄せられる。
この時期になると「理由もなく胸がざわつく」「誰かの気配をふと感じる」と口にされる方も少なくない。
それは決して不吉な兆しや霊障ではない。
むしろ、還ってきた存在に気づき、手を合わせること自体が何よりの供養になる、と古神道では考える。墓じまいをしたからといって、ご先祖様との縁が切れるわけではない。
形を変えても、気づき続けることはできる。
古史古伝や本当の神道の知恵は、
こうした「目に見えないものとの向き合い方」を私たちに教えてくれる。もし最近、思い当たる感覚があるなら、まずは一人で抱え込まず、お話を聞かせてほしい。
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