03/06/2026
オリジナルの投稿から3年、開院5年。治療方針に変更ありません。
当院は収益よりも、効果の高い治療にこだわります。
効果の高い治療は、患者さんにとってもお手間が生じます。
下記に該当する場合は診療にご満足いただけない可能性が高いです。他院をご検討ください。
・ベンゾジアゼピン系薬剤がどうしても必要
・環境や生活習慣の改善に興味がない。
・高血圧等の内科系疾患も一緒にみてほしい
・平日午後・土曜に受診したい
・家族で一緒にかかりたい
【不眠・不安の治療】
睡眠薬や抗不安薬の処方箋を目的とした方から診察のご希望をいただくことがあります。その場合は、初診の際に当院の治療方針を説明します。その過程で、まれに苦情をいただくことがあります。
整理もかねて当院の治療の方針について書いてみたいと思います。
当院では睡眠薬や抗不安薬の処方はほとんど(*)していません。
不安や不眠の原因に対処するために、専門的な視野で話を整理し、実験を一緒に繰り返すことで、方法を見つけていきます。
これは当院の主義主張ではありません。
ガイドラインや保険診療の意図に沿った治療方針です。
例えば、動画の見過ぎで眠れなくなり、睡眠薬を希望しているケースを考えてみます。睡眠薬をもらって眠れるとして、動画をそのままにしておくと、いつまでも睡眠薬が必要です。薬によっては運転の危険が増し、長期にわたって飲み続けることで認知症の発症リスクが高まります。
オズは、こういった状況を望ましいとは思いません。
不眠や不安はつらいことです。手軽に、すぐに解決できたらどんなにいいかと思います。
オズの診察は、医師にとっても患者にとっても手軽とは言えません。時間と手間が要ります。
それは、患者さんが自分のありのままを受け入れ、生きている実感のある日々を取り戻すための過程です。
オズは薬でいつも眠そうな患者さんを作りたいのではなく、ひょうひょうと生きていけるようになる過程を応援したいと思っています。
*稀に、認知行動療法の補助として処方することがあります。積極的に治療に取り組んでいる方で、医師がどうしても必要だと判断する場合に、期間を限定して行います。