10/09/2026
【学会参加報告】
2026年6月4日〜7日に福岡国際会議場で開催された、第63回日本リハビリテーション医学会学術集会に当院黒岩PT、深田PTが参加しました。�
①深田亮:外傷性頚髄損傷急性期におけるリカンベントエルゴメーターの実現可能性:ケースシリーズ
②深田亮:骨転移キャンサーボード併用の疼痛回避動作指導により,安全に移動能力を拡大し得た直腸癌多発骨転移の 1 例
③黒岩良太:造血幹細胞移植治療中に離殿練習を中心に実施した急性骨髄性白血病の 2 症例
以下、黒岩PTのコメントです。
本学術集会のテーマは「未来を創る、リハビリテーション医学の力!」でした。
今回の学会では、急性期リハビリテーション、生活期リハビリテーション、神経可塑性、がんリハビリテーション、進行がんにおける生活機能の再建など、幅広いテーマについて学ぶことができました。
特に印象的だったのは、細胞レベルの神経可塑性について、シナプス伝達効率の変化、樹状突起やシナプス棘の形態変化、軸索の発芽、髄鞘再生など、機能回復の背景にあるメカニズムを改めて整理することができました。
なかでも、反復的な入力によって神経回路が強化される長期増強(LTP)や、活動依存性可塑性に関わる脳由来神経栄養因子(BDNF)の重要性は、リハビリテーション治療を考える上で非常に示唆的でした。
当院からは、深田PTが外傷性頸髄書損傷のケースシリーズ及び、骨転移患者の症例報告の2演題と、私が造血幹細胞移植患者の症例報告を発表しました。
今回得た学びを、日々の臨床、研究、教育にも活かしていきたいと思います。