15/08/2026
脚はどこから動かしていますか?
歩く。
走る。
立ち上がる。
私たちは毎日、何気なく脚を動かしています。
でも、一つだけ質問があります。
あなたは、脚はどこから動いていると思いますか?
多くの人は、
「脚は脚の筋肉で動かすもの」
と考えているかもしれません。
しかし、私は約20年間、身体の動きを観察する中で、一つのことを感じるようになりました。
脚だけで動こうとすると、身体の連動は起こりにくくなる。
例えば、椅子から立ち上がるときです。
楽に立ち上がれる人は、最初に脚へ力を入れているのではありません。
足裏の重心が、自然にかかと方向へ移動しています。
この重心移動が起こることで、体幹と脚が連動し、無理なく立ち上がることができます。
そして、この連動をさらに感じやすいのが、走る動きです。
私は走るとき、
「みぞおちから脚を動かしている」
という感覚ではありません。
むしろ、
足で地面を踏んだ反発が身体の中心へ伝わり、その流れの中で、みぞおちから脚が自然に運ばれていく。
そんな感覚があります。
だから私は、
「脚は、みぞおちから動く」
という表現を使っています。
これは解剖学的な説明ではなく、
身体全体が一つになって動いている感覚を表しています。
今日、歩くときや走るときに、少しだけ意識してみてください。
脚を前へ出そうとして動いているのか。
それとも、
地面から返ってくる力を身体全体で受け取り、その流れで脚が自然に動いているのか。
その違いに気づくことが、身体の連動を取り戻す大切な一歩になると、私は考えています。