11/09/2026
当院周辺(西船橋)の公園や空き地など、典型的な犬の散歩コースとなるような場所に、今年の夏から見かけるようになってきた写真のキノコ、オオシロカラカサタケ(Chlorophyllum molybdites)という毒キノコへの注意喚起です。
森林総合研究所によると、このキノコは以前は沖縄あたりで見られていたようですが、急速に北上して最近は関東地方でも比較的普通になってきたとのことです。
芝生、庭、公園など腐植質を含む土壌を好み、初夏〜秋にかけて発生します。傘は5~30cmと、とても大きく見応えがあるので目立ちます。かなりインパクトがあるので遠目でも気づくと思います。
つい最近、2026年8月に浦安市のドッグランで、このキノコらしきものが確認され、市が住民とペットへの注意喚起を出しています。
また、千葉市も2025年に公園での発生について注意喚起を出すなど、関東地方で現在進行形の広がりを見せているようです。
この毒キノコを誤って摂取すると、ヒトでは激しい嘔吐、下痢、腹痛、悪心、全身倦怠感などが生じます。おおむね摂取後20分~2時間程度で症状が現れるとのことです。
犬が散歩時に誤って食べてしまう可能性が高く、注意を要する状況です。中毒の原因物質や致死量は定かではありません。
散歩後1~3時間以内の急性頻回の嘔吐や下痢が生じて「白い大きなキノコを口にしたかもしれない」という場合には注意が必要と考えられます。