02/10/2014
ソフトコンタクトの隠れた危険性についてについて 私からの注意
私たちは、皮膚に異物(服や、アクセサリー等)が接触していても痛みなどの異常を感じなければ何の心配もしません。
同様に、ソフトコンタクトレンズが角膜に接触して何の異常も感じないので、何の心配もしないのです。
同様に、ソフトコンタクトレンズを目に装用したまま数十分うたたねした時や、長時間(16時間)装用した時でも、何の症状もないので当然大丈夫だと思うことになります。
眼科医が強く次のこと
○装用中の就寝(うたた寝も)禁止。
○10~12時間以上の装用禁止。
○3か月に1度の診察
を訴えても、ほとんどの人が守ることはできません。なかには、
1日使い捨てレンズの使い回しをしたり、
他人が使用したレンズを使う人までいます。
潜在意識の中で、症状がない間大丈夫であると思い続けているのです。
カラーコンタクトにいたっては、角膜の特殊性を知らない人が販売し、購入することが出来るため、使用者のトラブルが絶えません。
その原因は?
多くの人々は、角膜のことを良く知らないため、思い違いに気付くことができないのです。
角膜が理解できればソフトコンタクトレンズの危険性が分かります。
角膜はレンズです。生きている小さな細胞でできている、無色透明なレンズです。黒目としてみているところに、ドーム状に飛び出た固くて(角)薄い(膜)レンズです。が、あまりにも透き通っているため肉眼での確認は難しく、多くの人に知られずに生きています。
その角膜という生きているレンズが傷つき、視力を失う事を防ぐため、つまり角膜を傷つけるものから守るための特別な仕組みがあるのです。
Ⅰ: 【接触痛】には重要な意味があります。
皮膚を指で触れても全く痛みは感じませんが、
同じ指で角膜にそっと触れるだけで痛みを感じることです。
皮膚の反応と角膜の反応が明らかに違うことに気付いてください。
私たちの体の中で、唯一触れるだけで痛みを感じるのは、角膜だけです!!
皮膚にはないこの【接触痛】の存在はみんな知っているはずですが、
その重要な働き、意味、には気づいていません。
異常なまでの敏感さは、小さな傷も見逃さないようにするためです。
小さな異物でも痛みを発し、私たちに注意をさせ、反射的に涙を増やし、瞼を閉じて角膜レンズを異物(傷)から守っています。。
角膜に唯一接触を許されるものは瞼だけであり、それ以外のものは角膜に接触させるな、異物は目に入れるな、小さな傷も見逃さない、という意味の痛みなのです。
Ⅱ: 瞼の役割
瞼は角膜の保護をしています。起きている間せっせと瞬きをし角膜に必要な涙を塗り続けているのです。
角膜にうるおいと栄養を与え、外から入ってくる菌の殺菌をしてくれているのです。
寝ている間、瞼を閉じ外界から角膜を守り、酸素の供給も行っています。
Ⅲ: 酸素
角膜は透明性が第一なので、血管はありません。酸素は直接、空気中からもらって生きています。
ソフトコンタクトレンズを目に入れた瞬間に起こる三つの悪い事
Ⅰ: 接触痛が消える(痛みがないので安心してしまう間違い)
異物であるソフトコンタクトレンズは、この角膜を守るための特別な痛みを消してしまうため、角膜は傷から逃れることができず放置される。
Ⅱ: 瞼が行っている角膜の世話を邪魔する。
瞼が一生懸命角膜の世話をしているところに、ソフトコンタクトレンズが入り込み、涙が角膜表面に行くのを邪魔するため、角膜には栄養がとどかず、殺菌のできない空間になり、菌に対する抵抗力は奪われる。
Ⅲ: うたた寝だけでも酸素不足
角膜レンズに覆いかぶさり、酸素の量をほぼ三分の一まで減らされる。ソフトコンタクトレンズ装用のまま寝ると酸素不足になり、角膜レンズの細胞が苦しみ、死んでしまう細胞も出る。角膜内皮細胞が減少し戻りません。痛みを伴わない怖い変化です。
つまり、ソフトコンタクトレンズを装用するだけで角膜にとっては、傷や、菌、酸素不足の危険にさらされているのです。
その点、ハードコンタクトレンズは、上記の三つの変化がほとんどありませんので、菌に強く、酸素不足がなく(寝ても問題なし)、ただし、特別な痛みが消えませんので、異物として痛みを感じます。これは、小さな傷も見逃さないという本来の角膜を守ることができる鋭敏さがあるので、ひどい傷になることが避けられます。
角膜にとって一番の危険性を持っていいるソフトコンタクトレンズがあまりにも無防備に使用され続けられているので、犠牲者が出ることを防ぐことができないのが現状です。
ソフトコンタクトレンズを装用するにあたり、
○装用前に、殺菌済みの新しいレンズを用意し、手を洗い、装用する。
○装用中は絶対に寝ない。(大事な内皮細胞の減少を防ぐため)
○装用すると傷が出来始め時間とともに悪くなるので短いほど安全、長いほど危険。(10時間ほどの傷は就寝中に消えるようです。)必要ないときは装用しない。
○装用中少しでも違和感を感じたらすぐに装用を中止する。
少しの違和感は角膜にとって危険な状態と心得る。
○装用するたびに角膜は痛みを発せないままいじめられ続けられるので、
3か月に1度、傷の状態がどの程度(治る範囲内かどうか)かを診察で確認する