13/07/2026
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もし仮に妊娠を希望されている方が10000人おられたとして、タイミング、人工授精、体外受精とステップアップされ、人工授精も体外受精も妊娠されるまで上限6回受けられたとして、最終的にどの位の方が出産まで至ることができて、どの位の方が出産まで至る事ができないのか?
これを、日本産婦人科学会の公表しているデータを元に、AIの力を借りて累積妊娠率、累積の流産率などを類推し、最終的な累積出生率を出してみました。
これはあくまで推定による概算ですし、100%な訳ではないです。
そして、これは不妊治療を受けられる全ての年齢の方の平均値で算出していますので、平均年齢よりも若ければもう少し出産まで至る方は増えると思いますし、平均年齢よりも高ければ出産まで至る方は減ると思います。
では、話を進めていきます。
まず、10000人の妊娠希望の患者さんがおられたとして、1年間タイミングをとって自然妊娠されるのが80〜90%ですから、妊娠できた人はこの時点で8000人〜9000人です。
ここで妊娠できなかった①1000人〜②2000人の方が人工授精にステップアップする訳です。
人工授精を上限6回受けられた際の累積妊娠率は20〜30%ですから
①仮にステップアップされた方が1000人の場合、200人〜300人が妊娠され、残りの700人〜800人が妊娠できずに体外受精へと進みます。
②一方で、ステップアップされた方が2000人の場合は、400人〜600人が妊娠され、残りの1400人〜1600人が妊娠できずに体外受精へとさらにステップアップされる訳です。
体外受精を上限6回受けられた際の累積妊娠率ですが、日本産婦人科学会のデータを元にAIを用いて積算すると55%〜70%になりました。
この積算値を元に体外受精にステップアップした際の妊娠数を算出すると…
①で妊娠されなかった患者さんのうち人工授精で妊娠されなかった③700人〜④800人が体外受精にステップアップされ、
③人工受精からステップアップされてきたのが最も少ない「700人」の場合、その55%〜70%にあたる385人〜490人が妊娠され、残りの210人〜315人は妊娠できない計算になります。
④人工受精からステップアップされてきたのが「800人」の場合、その55%〜70%にあたる440人〜560人が妊娠され、残りの240人〜360人は妊娠できない計算になります。
②で妊娠されなかった⑤1400人〜⑥1600人のうち
⑤人工授精からステップアップされてきたのが「1400人」の場合、その55%〜70%にあたる770人〜980人が妊娠され、残りの420人〜630人は妊娠できない計算になります。
一方で、⑥ステップアップされてきたのが最も多い「1600人」の場合は、880人〜1120人が妊娠され、残りの480人〜720人が妊娠できないことになります。
しかし、実際には、これで話はおしまいではなく、妊娠された方の何割かは流産される訳です。
その流産率を加味して、体外受精を行なって出産まで至る比率を「出生率」といいます。
全年齢を平均化して6回体外受精·顕微授精を行なって出産まで至る累積出生率は45%〜50%です。
※この値もAIによる試算によって算出しています。
これをもとに最終的な「出産(出生)」人数を計算すると、
③の人工授精から体外受精にステップアップされた方が700人の場合: 315人〜350人が出産まで至ります。
④の人工授精から体外受精にステップアップされた方が800人の場合: 360人〜400人が出産まで至ります。
⑤の人工授精から体外受精にステップアップされた方が1400人の場合: 630人〜700人が出産まで至ります。
⑥の人工授精から体外受精にステップアップされた方が1600人の場合: 720人〜800人が出産まで至ります。
ここから、今までの話をまとめますと、
人工授精までステップアップして上限6回治療を受けられた結果としては
8400人〜9300人の方は出産されるのですが、700人〜1600人の方はさらにステップアップする必要があります。
そして、体外受精まで進んで6回体外受精を行なった場合、さらに315人〜800人の方が出産まで至ることができるのです。
不妊治療の治療技術は着実に向上していると思いますが、どこまでいっても全員の方が妊娠される訳ではないのです。
きびしい現実です。
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