23/08/2026
処暑(8/23〜9/6頃)
処暑とは、暑さが少しやわらぐころのこと。朝の風や夜の虫の声に、秋の気配が漂い出します。
初候(8/23〜8/27頃)
綿柎開く(わたのはなしべひらく)
綿の実を包む萼が開く頃。種を包む綿毛をほぐし、綿の糸を紡ぎます。
カサゴートゲだらけの見た目と裏腹に、カサゴは上品な味わいの白身の魚です。旬は夏。刺身にしても焼いても煮ても美味な上に、塩焼きの残り身に熱いお湯をかけて骨湯にしたり、アラで出汁をとって鍋物や味噌汁にしたり、一尾で2度も3度も楽しめます。
カサゴの骨湯ー塩焼きや煮付けの残りでも、アラを塩焼きにしたものでも、熱いお湯をかけていただくカサゴの骨湯。香りつけには小ネギやゴマ、青じその千切りを。
次候(8/28〜9/1頃)
天地始めて粛し(てんちはじめてさむし)
ようやく暑さが収まりはじめるころ。夏の気が落ち着き、万物があらたまる時期とされます。
二百十日ー二百十日は雑節のひとつで、立春から数えて二百十日目。台風がやってくる日とされています。八朔や二百二十日とともに、嵐の来る農家の三大厄日。稲の収穫の頃に台風が来ては大変と、暦は注意を呼びかけます。新暦では9月1日か2日ごろ。富山市のおわら風の盆など、各地で作物の無事を祈る風鎮めの祭りが行われます。
末候(9/2〜9/6頃)
禾乃登る(こくものみのる)
田に稲が実り、穂をたらす頃。禾とは、稲や粟などの穀物のことを言います。
鰯ー暑くなるにつれて脂が乗り、美味しくなる鰯。旬は6月〜10月。新鮮なものを握りや刺身、なめろうでいただくと旬を感じる青魚です。また、寒い季節の鰯のつみれ汁もたまりません。調理の時は、開きや切り身は洗わないで。身から美味しさが逃げてしまいます。
鰯の塩いりー忙しい時にもサッと作れる金沢の郷土料理。頭、えら、内臓を取り除いたイワシを鍋かフライパンに敷き詰めます。生姜を入れ、お酒と塩をふったら火にかけて一呼吸。身がひたひたになるくらい水を入れて茹でます。水分がなくなったら、弱火で煎って出来上がり。大根おろしやすだちを添え、好みで酢をかけて、いただきます。