回一堂鍼灸院

回一堂鍼灸院 山梨県甲斐市の回一堂鍼灸院を紹介するページです

東洋医学で読み解く熱帯夜と不眠梅雨明けから山梨では暑さが続き、熱帯夜となる日も少なくありません。 暑さによる寝苦しさで睡眠の質が落ちてしまっている、という患者さんも例年より多い印象です。 いったい何が起きているのか、温度と睡眠の関係から見て...
12/08/2026

東洋医学で読み解く熱帯夜と不眠

梅雨明けから山梨では暑さが続き、熱帯夜となる日も少なくありません。 暑さによる寝苦しさで睡眠の質が落ちてしまっている、という患者さんも例年より多い印象です。 いったい何が起きているのか、温度と睡眠の関係から見ていこうと思います。 熱がこもって眠れない 人間の身体は眠りに落ちる前後で「一時的に表面温度が上がったあと身体の芯の温度が下がること」「身体の芯の温度が下がらないと眠りにつきにくいこと」がわかっています。 これを東洋医学の視点や経験から考えてみます。 不眠などで悩む方は、「熱がこもっていて芯の体温が下がらない」「そもそも冷えていて温度を下げる余地が少ない」という2パターンになりがちです。 通常は疲れなどが原因で体温調整をスムーズにできなりがちですが、夏の暑さで身体が火照りすぎても「熱がこもっていて芯の体温が下がらない」状態になってしまいます。 まずはエアコンなどを適切に使って熱帯夜の影響を身体の想定内に抑えることが重要で、鍼灸で疲れをとって身体の火照りを沈めるのも効果的です。 考え事で眠れない もう1つのぼせる要因として大きいのが考え事です。 「悩みがあって眠れない」と言われるタイプですね。 考え事の種類を問わず、脳を使っていると巡りが頭に集中してのぼせてしまいます。 日常の中のストレスや悩みで頭を使っていることが多いのですが、災害や事件・事故の報道がきっかけとなる場合もあります。 最近で言えば、7月末の熊本地震の後に心配や不安で眠りの質が下がってしまった方が一気に増えました。 心に引っ掛かっていることがあると、寝床で色々と考えてしまい、のぼせ不眠になってしまうという流れですね。 しっかり寝て身体を休めるために 今年の夏は上記2つの要素が重なって、例年より多くの患者さんが睡眠に困っている印象です。 暑さや心配は中々どうすることもできませんが、鍼灸で疲れをとったりリラックスすることは1つの対処法になります。 暑さ対策をしても眠りが改善しない時は、熱がこもっているか頭を使いすぎているため、鍼灸受療で身体の中を整える段階となります。 東洋医学の観点で言うと、睡眠は代わりの利かない「陰=静かに身体を休める」の習慣です。 睡眠の質の低下が続くとさらに身体が過活性化し、のぼせや疲れの蓄積が起きやすくなります。 健康維持のためにも、しっかり睡眠を整えていきましょう。

梅雨明けから山梨では暑さが続き、熱帯夜となる日も少なくありません。暑さによる寝苦しさで睡眠の質が落ちてしまっている、という患者さんも例年より多い印象です。いったい何が起きているのか、温度と睡眠の関係か...

あくびで読み解く東西医学の不眠と火照り皆さんの中に、あくびをしたことがない方はいないんじゃないかと思います。 あくびの役割は「酸素をたくさん吸うため」と言われてきましたが、最近の研究では “脳を冷やすため” ではないかと言われ始めています。...
09/08/2026

あくびで読み解く東西医学の不眠と火照り

皆さんの中に、あくびをしたことがない方はいないんじゃないかと思います。 あくびの役割は「酸素をたくさん吸うため」と言われてきましたが、最近の研究では “脳を冷やすため” ではないかと言われ始めています。 [関連ニュース:あくびが出るのは脳を冷やすため? | ナショナル ジオグラフィック日本版サイト] 確かにこの説だと、東洋医学的にもとても納得がいくんです。 あくびの直前に脳が熱くなる? この新説によると、「あくびの直前に脳の温度が急上昇し、それから温度が降下し始めて、最終的にはあくび前よりも脳温度が急降下する」という現象が確認されたそうです。 さらに記事では、 不眠症患者は体温の制御がうまくできない 眠気を催すには体温の降下が必要 今回の発見は不眠症治療に役立つ可能性がある と書かれていました。 まだ実験段階の仮説ではありますが、東洋医学的にも非常に腑に落ちる内容です。 東洋医学で見る不眠と体温の関係 前の段落で引用したとおり、人間は体温が下がることで眠気を覚えることがわかっています。 東洋医学的に不眠を考えると、原因は大きく2つあります。 火照りが強くて体温が下がらないタイプ 冷えすぎてこれ以上体温が下がらないタイプ このうち「あくびが止まらない」と仰るのは、火照りで眠れないタイプに多い印象があります。 そのため、あくびは頭を冷やすためという新説を知ったとき、僕はスッと腑に落ちたんです。 あくびは身体の状態を知る目安になる 今回紹介した新説に基づくと、あくびは身体の状態を知る1つの目安になりそうです。 眠くないのにあくびが出る 眠くてあくびが止まらない そんなときは、頭が火照って負荷がかかっている場合があります。 これは疲れによって体熱のバランスが偏っているということなので、まずはしっかり身体を休めてあげることが有効です。 ただ、そもそも不眠だったり、寝ても寝足りなかったりする場合には注意が必要です。 そんなときは、鍼灸でしっかり疲れをとることで火照りが治まり、あくびも減っていきますよ。

皆さんの中に、あくびをしたことがない方はいないんじゃないかと思います。あくびの役割は「酸素をたくさん吸うため」と言われてきましたが、最近の研究では “脳を冷やすため” ではないかと言われ始めています。[....

2026年8月 ご案内山梨では梅雨明けから暑い日々が続いていますね 暑さが続くと身体への負担が蓄積しがちです。 身体を労わって夏を乗り越えていきましょう! 今月の予定は以下の通りです。
31/07/2026

2026年8月 ご案内

山梨では梅雨明けから暑い日々が続いていますね 暑さが続くと身体への負担が蓄積しがちです。 身体を労わって夏を乗り越えていきましょう! 今月の予定は以下の通りです。

山梨では梅雨明けから暑い日々が続いていますね暑さが続くと身体への負担が蓄積しがちです。身体を労わって夏を乗り越えていきましょう!今月の予定は以下の通りです。今年は夏季休診を長めに取らせていただくことに...

背中を追われる者としての進化前回は教わる立場の目線から、勢いのまま記事を書きました(笑)。 [関連記事:はるか遠き師匠の背中を追って] 今回は、折角なので教える立場としても記事を書いてみます。 ここ数年、教えるために学んできたことが、臨床に...
23/07/2026

背中を追われる者としての進化

前回は教わる立場の目線から、勢いのまま記事を書きました(笑)。 [関連記事:はるか遠き師匠の背中を追って] 今回は、折角なので教える立場としても記事を書いてみます。 ここ数年、教えるために学んできたことが、臨床にも確実に活かされてる実感があるんです。 理論・技術の再点検 患者さんへの施術に直接影響するのが、自分の理論・技術の再点検です。 受講生に伝えるために基礎を見直していると、自分の技術の精度が上がっていることに気付きました。 技術の理論的な意義についても、今だから実感をもってわかる部分があります。 例えば、当院では手順の最初に行うお腹への鍼。 テキストには「表層の気を動かすため」と書いてありますが、気の理論を学んだ後に読み直すと、“表層の気”への理解度が昔と全く違います。 こうして理解が深まると、お腹への鍼での変化が明らかに大きくなったんです。 言語化で自己流の発見 教える準備でもう1つ大きいのが、やっていることの言語化です。 自分の技術を伝えたり受講生の手つきの指導するためには、技術を言葉にしなければなりません。 これもテキスト読み直しと同じで、基礎の確認としてものすごく役に立ちます。 それに、いつの間にか自己流になっているところに気づくきっかけにもなるんです。 この数ヵ月の間にも、技術の言語化のおかげでツボの触り方を磨き直し、より細かい情報を得られるようになりました。 「臨床と教育は両輪」 恩師によると「臨床と教育は両輪」とのことです。 今年度もその言葉を強く実感しています。 担当する講習会が日曜なので、予約の面ではご不便をお掛けしているかと思います。 お騒がせしている分、それ以上のものを患者さんへの施術に還元できるよう、教える立場を通してこれからも精進していきます。

前回は教わる立場の目線から、勢いのまま記事を書きました(笑)。[関連記事:はるか遠き師匠の背中を追って]今回は、折角なので教える立場としても記事を書いてみます。ここ数年、教えるために学んできたことが、臨....

はるか遠き師匠の背中を追って私事ですが、この7月に誕生日を迎えます。 ふと気になって数えてみたら、出会った頃の師匠と同じ歳になるようです。 あの頃の師匠を思い出しながら、鍼灸師としての現在地とこれからを考えてみようと思います。
09/07/2026

はるか遠き師匠の背中を追って

私事ですが、この7月に誕生日を迎えます。 ふと気になって数えてみたら、出会った頃の師匠と同じ歳になるようです。 あの頃の師匠を思い出しながら、鍼灸師としての現在地とこれからを考えてみようと思います。

私事ですが、この7月に誕生日を迎えます。ふと気になって数えてみたら、出会った頃の師匠と同じ歳になるようです。あの頃の師匠を思い出しながら、鍼灸師としての現在地とこれからを考えてみようと思います。この年...

2026年7月 ご案内今年の梅雨は例年より高温になり、湿気だけじゃなく気温差にも対処しなければならず、負担の大きい時季となっていますね。 その上に気の早い台風が3つも! 僕もさすがに、ダブル台風の時は身体が追い付かず久しぶりにぜん息気味でし...
01/07/2026

2026年7月 ご案内

今年の梅雨は例年より高温になり、湿気だけじゃなく気温差にも対処しなければならず、負担の大きい時季となっていますね。 その上に気の早い台風が3つも! 僕もさすがに、ダブル台風の時は身体が追い付かず久しぶりにぜん息気味でした。 患者さんからも例年の梅雨より体調が優れないという話が多くありました。 その反面、数年に渡って鍼灸を受けている方から「いつもなら梅雨や台風で体調崩すけど今年は元気」という声も。 変な天候にも負けないくらい身体が整える、という鍼灸の効果を再確認できました。 7月以降も変な夏になりそうですので、不安な方はぜひ鍼灸受療を考えてみてくださいね! では、今月の予定は以下の通りです。

今年の梅雨は例年より高温になり、湿気だけじゃなく気温差にも対処しなければならず、負担の大きい時季となっていますね。その上に気の早い台風が3つも!僕もさすがに、ダブル台風の時は身体が追い付かず久しぶりに...

置かれた場所で咲きましょう(ケア付きで)4月に芝桜についての記事を書きました。 [関連記事:芝桜と健康法の意外な共通点] この記事は来院される患者さんにとっても、改めて芝桜に目を向けてもらうきっかけになったようです。 芝桜の世話をしていても...
16/06/2026

置かれた場所で咲きましょう(ケア付きで)

4月に芝桜についての記事を書きました。 [関連記事:芝桜と健康法の意外な共通点] この記事は来院される患者さんにとっても、改めて芝桜に目を向けてもらうきっかけになったようです。 芝桜の世話をしていてもう1つ気づいたことがあるので、今回も記事にしたいと思います。 芝桜にはケアが必要 芝桜の花を楽しませてもらった後の大事な世話が刈り込みです。 萎れてしまった花が茶色く残るので、芝用の鋏で切り落としていきます。 これは梅雨や夏に湿気がこもらないように風通しをよくするための作業です。 枯れないための湿気対策に、人間の手を借りないといけないというのも不思議な話です。 おそらく、芝桜が自生していた南米では、乾燥していて萎れた花がそのままでも問題なかったのではないかと考えられます。 本来の性質に合った場所とは違う気候に植わっていることで、ありのままでは元気を維持できないということです。 人間にもケアが必要 本来の性質に合わない気候の中だとケアが必要、というのは芝桜だけでなく人間も同じです。 生まれ育った場所と違う気候に移り住むと調子を崩すことがあります。 患者さんからも、北国から山梨に越してきて暑さにやられた、東京では空気が重くてつらかった、四国に帰省している間は調子がよかった、などいろいろな例を聞いてきました。 僕自身も山梨の血筋・体質なので、慣れない海風でメチャクチャ体調を崩したこともあります。 [関連記事:引っ越しを甘く見ないで!] 患者さんも当時の僕も、当院で行っているような鍼灸で気候による疲れをとることで、症状を軽くして乗り切ってきました。 慣れない天候を乗り切るためのケア 幸い、人間はしばらく住んでいる間に身体が慣れていきます。 その慣れるまでの間、慣れない気候による疲れを解消するのに役立つのが鍼灸です。 もちろん、気候に合わせた衣類など自分なりにケアをするのも大事ですが、それでも疲れがつらい場合には鍼灸の出番という訳です。 まさに3~4月に引っ越しがあった方は、そろそろ影響を感じているかもしれません。 芝桜が人間の手によるケアで元気を保つように、鍼灸によるケアで元気を保って乗り切りましょう!

4月に芝桜についての記事を書きました。[関連記事:芝桜と健康法の意外な共通点]この記事は来院される患者さんにとっても、改めて芝桜に目を向けてもらうきっかけになったようです。芝桜の世話をしていてもう1つ...

2026年6月 ご案内先月は、季節外れの真夏日が続く暑い5月でしたね。 予報では、この先もしばらく暑さが続く見込みだそうです。 そこで、例年は梅雨明けに行っている衣替えを、今年は少し早めることにしました。 今日からは新調した夏用の作務衣です...
01/06/2026

2026年6月 ご案内

先月は、季節外れの真夏日が続く暑い5月でしたね。 予報では、この先もしばらく暑さが続く見込みだそうです。 そこで、例年は梅雨明けに行っている衣替えを、今年は少し早めることにしました。 今日からは新調した夏用の作務衣です。 皆さんも、気温に合わせて無理のない暑さ対策をしてくださいね。 では、今月の予定は以下の通りです。

先月は、季節外れの真夏日が続く暑い5月でしたね。予報では、この先もしばらく暑さが続く見込みだそうです。そこで、例年は梅雨明けに行っている衣替えを、今年は少し早めることにしました。今日からは新調した夏用...

15/05/2026

ヘルニア新薬ニュースと鍼灸の共通点

先月、山梨大学から衝撃の発表がありました。 ヘルニアに使える薬の道筋がついたということです。 [関連ニュース:腰椎椎間板ヘルニア治療剤の企業への導出について記者発表会を開催(山梨大学HP)] ヘルニアは鍼灸院にとっても避けては通れない疾患です。 今回はヘルニアについて東西の医学の観点でまとめてみます。 ヘルニア新薬と免疫の仕組み ヘルニアを一言で言えば、背骨の間にあるクッションが飛び出てしまった状態を指します。 この飛び出たクッションが神経にあたったり炎症が起きることで、痛みやしびれと言った症状が現れます。 現代の医学では、薬やリハビリなどで症状を和らげながらクッションが小さくなるのを待つ、ひどい場合は手術で飛び出たクッションを除去するという手段がメインです。 今回発表されたのは、飛び出たクッションを体内の免疫細胞(マクロファージ)が効率よく食べて片づける、という体内に元々備わっている仕組みを助ける薬の技術です。 冷えとヘルニア症状の関係 一方、鍼灸では症状に着目します。 当院で行っている積聚治療では、疲れによって身体のバランスが崩れ、冷えることで痺れや痛みが起きると考えます。 実際の臨床でも、疲れを解消し身体のバランスが整うと、症状は落ち着いてきます。 この時、患者さんから「ヘルニアは治ったということ?」と訊かれることがあります。 もちろん、鍼灸院の設備ではヘルニアがどうなったか検査することはできません。 そこで、「ヘルニアがあっても症状が現れなくて、検査で初めて気づく人もいるんです。症状が落ち着いたということは、そういう状態かもしれませんね」と答えてきました。 検査で飛び出たクッションがあると言われても、身体のバランスが整っていて冷えることを防げていると、症状が現れないという患者さんを何人も見てきたからです。 疲れ解消と身体の働きの活性化 当院で行っている積聚治療は、身体の疲れをとることを目標にしています。 その結果、患部の冷えが変わってきて症状が落ち着きます。 そこに今回の発表内容を加味すると、疲れが取れて身体が元々もつ仕組みを働きやすくなることで、飛び出たクッションを小さくする働きも活発になるんじゃないかという視点を持つこともできます。 薬によってが仕組みが働くことを促せるなら、鍼灸で疲れをとることでも身体に元から備わるその働きが自ら促せるんじゃないか、という発想なんです。 新たな発想を施術に活かすことで、より多くの患者さんにヘルニア症状の改善を実感してもらえることを期待しています。

01/05/2026

2026年5月 ご案内

4月の山梨は、朝は気温ひと桁の日がある一方で、昼は夏日のように暑くなることもあり、気温差の大きい1ヶ月でした。 この気温差は身体にとって負担が大きく、普段より疲れがたまりやすい時期です。 実際、当院でも疲れによって、体調を崩したり症状が悪化する患者さんがいつもより増えています。 5月は大型連休で外出の機会も増えますが、疲れている状態で無理をすると、連休の後半で体調を崩しやすくなります。 身体の疲れ具合は、例えばツボの痛みなどで確認することもできます。[関連記事:押して痛いツボはありますか?] 連休を気持ちよく過ごすためにも、体力と相談して無理のない範囲で楽しんでみてください。 もちろん連休前後の疲れ解消に鍼灸をお役に立てますよ。 今月の予定は以下の通りです。

住所

富竹新田1049
Kai-shi, Yamanashi
400-0113

営業時間

月曜日 10:00 - 19:30
火曜日 10:00 - 19:30
水曜日 10:00 - 12:00
木曜日 10:00 - 19:30
金曜日 10:00 - 19:30
土曜日 10:00 - 12:00

電話番号

+81552443890

ウェブサイト

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