10/08/2026
迎え火・送り火①
〜火に込められた意味と歴史〜
もうすぐお盆ですね。お盆の時期、玄関先や墓前で静かに火を灯す迎え火・送り火の風景。今回から2回にわたって、その意味と歴史、そして全国に受け継がれる行事をご紹介します。
迎え火・送り火の起源は、仏教伝来以前の祖霊信仰にまで遡るとされています。日本古来の「精霊を迎える習俗」と仏教の盂蘭盆会が習合し、平安時代頃に現在のような形で定着したと考えられています。
火には古来、霊を慰め導く神聖な力があるとされており、神事や儀式の中でも重要な役割を果たしてきました。平安時代には貴族の間で仏前に灯明をともしながら精霊を供養する習慣が見られ、鎌倉・室町時代には灯籠や提灯を用いた供養の風習が定着していきました。室町から江戸時代にかけて庶民へと広まる中で、清浄な煙で穢れを祓うとされる麻の茎「おがら」を焚く現在の形式が確立されていきました。
山岳信仰や祖霊信仰とも深く結びつきながら各地で独自の形へと発展し、今日まで脈々と受け継がれてきたのです。単なる風習の枠を超えて日本人の祈りの文化として深く根ざしてきた迎え火・送り火。
次回は、全国に受け継がれる代表的な行事をご紹介します🎐
#お盆 #寺 #お寺 #寺院 #神社仏閣 #お寺巡り #パワースポット #お寺好き #お坊さん #僧侶派遣 #派遣僧侶 #家族葬 #葬儀 #お葬式 #法事 #御朱印 #お参り #天台宗 #真言宗 #曹洞宗 #臨済宗 #浄土宗 #浄土真宗 #日蓮宗