09/09/2026
10万本の鍼を捨てました。
少し前のことですが、たくま針灸院で使った鍼をまとめて処分しました。
写真に写っている鍼と他にもあり、正確に数えたわけではありませんが、ざっくり計算すると、おそらく10万本くらいあります。
鍼はもちろん、普通のゴミとして捨てることはできません。
ゴミ袋に入れて出して、もしカラスにつつかれて道路に使用済みの鍼が散らばったりしたら大変です。
使用済みの鍼は医療系の廃棄物として、適切な方法で処分します。
それにしても、こうして一度に見るとなかなかの量です。
よくもまあ、こんなに打ったものだなあ。
これを見たとき、まずそう思いました。
そしてもう一つ。
これだけの数を打っているのなら、もっととんでもなく上手くなっていてもよさそうなのに、自分ではあまり実感がない…笑
もちろん、鍼灸師になった21年前の自分と比べれば、違いはあります。
ただ、毎日のようにやっていると、自分の変化というのは案外わからないものですね。
写真をよく見ると、赤や青、緑など、いろいろな色の持ち手が混ざっています。
太さの違いを色で見分けられるものもありますし、メーカーによる違いもあります。
この中には、かなり細いものから太めのものまで、いろいろな種類の鍼が混ざっています。
一番細いものでは、セイリンの03番という鍼。
直径はわずか0.10mmで、セイリンが「世界で最も細い鍼」としているものです。
一方、太いものでは8番の鍼も使います。
同じ「鍼」といっても、患者さんの身体の状態や鍼をする場所、目的などによって、太さや種類を使い分けています。
そして10万本の鍼を眺めながら、ふと思い出した言葉があります。
「嘘ついたら針千本飲ーます」
子どもの頃、「指切りげんまん」て言いましたよね。
10万本ということは……
針千本、100人分あります。
針千本必要な方がいらっしゃいましたら、お声がけください。
もちろん、差し上げられませんが。