10/09/2026
咬合学の視点から最適な治療を
こんにちは。院長の松崎です。
9月は酷暑、猛暑など過去のことでしょうか。
かなり涼しく、過ごしやすい天候になってきました。
それでも、夏の間の疲れから体調を崩しやすい時期でもあります。
休息をとることを忘れずにお過ごしくださいね。
さて、今月は、少しばかり専門的な話をしたいと思います。
結婚10年を記念し、バルセロナの建設中のサクラダ・ファミリアを訪れたことがあります。
当時のガイドの説明で、設計図がない、と聞いた記憶があります。
今では、ネットで「ググ」れば答えが出るのでしょうが、その時は、ガイドの言葉に驚きました。
解説では、模型を逆さにしてそれぞれの応力の発生する部分に糸を数百本つるし、力学的な計算をしているということでした。
今年、約150年を費やして完成したニュースには安堵しました。
壮大な建造物は設計の立案は当然ですが、歯科治療でも同様に、顎の位置を変えて行う矯正治療、かぶせものなど、当然、診査・診断・治療計画の立案などの過程を経て、治療を行う必要があります。
中には、見た目だけでは判断が難しいことも多々あります。
口腔の役割は、食べたり、話したり、呼吸したり、ストレスの解放機能、姿勢など多岐にわたっています。
したがって、あごの動きはある一定の法則に従ってうごいているわけです。
これは、人間が4足歩行から2足歩行へと進化した過程で獲得した機能です。
この機能をより分かりやすく分析し、ある一定の規則性を導き出した学問があります。
それが咬合学(Gnathology)です。
特にオーストリア咬合学には、患者の個々のデータを分析、活用し、矯正治療、顎関節症、かみ合わせ治療、子供の矯正、入れ歯、かぶせものなどが長期的に安定して使用できるよう構築された理論的な治療システムです。
咬合器と症例を写真で紹介したいと思います。
咬合器は、頭蓋骨の位置を基準に、上下顎の位置関係を正確に再現します。
オプションも豊富で、補綴物の製作や矯正治療、噛み合わせの調整に活用します。
治療症例の術前、術後です。
(治療期間約2年、治療費約93万5000円~)
オーストリア咬合学理論の治療システムに従い、お口の中に起こっている不正要因を診査し、本来個々の歯の持つ機能を賦活させながら、可能な限り、患者さん固有の咬合関係を作ります。
その結果、長期的に患者さんに適応し安定した咬合状態を構築できます。
当院は、このオーストリアン咬合学理論を歯列矯正、審美歯科、インプラント、義歯、顎関節症などの治療における軸としています。
難しい話になってしまいましたが、幅広い年代の方に適した、身体にも優しい治療のため、大切にしている考え方です。
お悩みをお抱えの方一人ひとりに最適な治療を提供できるよう、これからも尽力して参ります。
ウィーンデンタルオフィス
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