漢方薬局桃仁堂Toujindo

漢方薬局桃仁堂Toujindo 下高井戸駅前の漢方薬局です。風邪のご相談から胃腸虚弱、耳鳴り、高血圧、自律神経、妊活相談など様々な不調のご相談を承ります。

20/06/2026
「身近な薬草シリーズ」ハッカ ー 薄荷 ー--------------------------------4月、自然界は「陽気」に満ちあふれます。しかし、環境の変化が多いこの時期は、ストレスで自律神経が乱れ、東洋医学でいう「肝(かん)」の機...
15/04/2026

「身近な薬草シリーズ」
ハッカ ー 薄荷 ー

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4月、自然界は「陽気」に満ちあふれます。しかし、環境の変化が多いこの時期は、ストレスで自律神経が乱れ、東洋医学でいう「肝(かん)」の機能が滞りやすくなります。喉のつかえやイライラ、目の充血を感じる方にぜひ知っていただきたい生薬が「薄荷(ハッカ)」です。

薄荷は、シソ科のハッカ属の植物を乾燥させたものです。主な成分であるメントールは、現代でもおなじみの香りですが、漢方では非常に重要な役割を担っています。その性質は「辛・涼」。熱を冷ましながら、滞った気を四方に散らす「疎肝解鬱(そかんげうつ)」という効能に優れています。

例えば、風邪の初期症状である喉の痛みや発熱を和らげる「銀翹散(ぎんぎょうさん)」や、女性の血の道症やストレス緩和に用いられる「加味逍遙散(かみしょうようさん)」にも、この薄荷が配合されています。これらの方剤の中で、薄荷は主役を引き立てる名脇役として、こもった熱を逃がし、気を巡らせる役割を果たしています。

ご家庭での養生なら、緑茶に少しミントを加えたり、薄荷油をハンカチに数滴落として香りを嗅ぐだけでも、肝のたかぶりを鎮めてくれます。春風にのって漂う爽やかな香りは、まさにこの季節の心身を整える特効薬。新しい環境で少し肩に力が入っているなと感じたら、薄荷の力を借りて、心に風を通してみませんか。

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桃仁堂書簡 2026年 4月号 -------------穀雨(こくう)4月20日頃、暦の上では「穀雨(こくう)」を迎えます。「雨降って百穀を潤す」という言葉が由来で、春の最後の節気にあたります。この時期に降る雨は、田畑を潤し、あらゆる種子...
01/04/2026

桃仁堂書簡 2026年 4月号 

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穀雨(こくう)
4月20日頃、暦の上では「穀雨(こくう)」を迎えます。「雨降って百穀を潤す」という言葉が由来で、春の最後の節気にあたります。この時期に降る雨は、田畑を潤し、あらゆる種子を芽吹かせる「恵みの雨」です。しっとりと濡れた緑が鮮やかさを増し、いよいよ暦は夏へと向かう準備を始めます。

東洋医学では、穀雨の時期は「脾(ひ)」、つまり消化器系の働きに注目します。春から夏への季節の変わり目は、湿気が少しずつ増え始め、胃腸が重だるくなりやすい時期でもあります。この「穀雨の雨」を植物が吸収して成長するように、私たちも良質な水分と栄養をしっかりと巡らせることが大切です。

この時期におすすめの食材は、春の苦味を持つ山菜から、少しずつ甘みのある春キャベツや新じゃがいもへと移り変わります。特に、新陳代謝を助ける「アスパラガス」や、解毒作用のある「セリ」などは、冬に溜め込んだ老廃物を出し切り、夏を迎える体作りを助けてくれます。

また、古くから「穀雨に飲むお茶は長生きする」と言われ、この時期に摘まれたお茶は「雨前茶(うぜんちゃ)」として珍重されてきました。温かいお茶をゆっくりと飲む時間は、気を落ち着かせ、消化を助けます。

移り変わる季節の雨音を聞きながら、温かい食事をゆっくりと噛みしめる。そんな「丁寧な養生」が、これから来る本格的な夏に向けた何よりの準備となります。雨の日は、外の活動を少しお休みして、ご自身の内側を慈しむ時間にしてみてはいかがでしょうか。
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桃仁堂薬局

〒156-0044
東京都世田谷区赤堤4丁目45−12 アイビイビル 5階
☎ 03-3321-7405
平日  11:00-19:00
土日  10:00-17:00
定休日  月 木

♦漢方相談
♦妊活相談
♦薬膳料理
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--------------------------------長野県の木曽地方を旅したことがある方なら、一度はその独特な「黒い小粒」を見かけたことがあるかもしれません。それが、今回ご紹介する「日野百草丸(ひのひゃくそうがん)」です。お腹の...
30/01/2026

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長野県の木曽地方を旅したことがある方なら、一度はその独特な「黒い小粒」を見かけたことがあるかもしれません。それが、今回ご紹介する「日野百草丸(ひのひゃくそうがん)」です。

お腹の調子を整える常備薬として、古くから信州の家庭で愛されてきたこの薬には、実は深い歴史と「木」への情熱が詰まっています。

1. 修験道から始まった「霊薬」のルーツ
百草丸の歴史は非常に古く、その起源は今から1000年以上前、修験道(山岳信仰)の時代にまで遡ります。

御嶽山(おんたけさん)で修行する修験者たちが、山の恵みである植物を使って作り出したのが始まりとされています。過酷な修行に耐える彼らにとって、胃腸の調子を整えるこの薬は、まさに「山の霊薬」でした。

江戸時代になると、御嶽山への登拝(御嶽講)が盛んになり、参拝客が「お土産」や「常備薬」として持ち帰るようになったことで、その名は全国へと広がっていきました。

2. 主役は「キハダ」という黄金の木
百草丸の主成分は、ミカン科の落葉高木である「キハダ(黄膚)」から抽出されるエキスです。

名前の由来: 皮を剥ぐと、鮮やかな黄金色の内皮が現れることから「キハダ」と呼ばれます。

ベルベリンの力: この黄色い部分には「ベルベリン」という成分が豊富に含まれており、これが強い苦味を持つとともに、胃腸の働きを助け、炎症を抑える役割を果たします。

日野製薬の百草丸は、このキハダのエキス(オウバクエキス)をベースに、さらに数種類の生薬を配合して飲みやすい小粒状に固めたものです。

かつては山に自生していたキハダも、近年は減少傾向にあります。そこで日野製薬さんは、地元の方々や自治体と協力し、キハダの苗木を植え、育てる活動を行っています。

「キハダとともに歩む」 この言葉には、伝統を守るだけでなく、10年後、20年後の山を豊かにし、持続可能な薬作りを続けていくという強い意志が込められています。

現代社会はストレスや食生活の乱れなど、胃腸に負担がかかりやすい環境です。

食べ過ぎ・飲み過ぎ

胃もたれ、消化不良

なんとなくお腹の調子がスッキリしない

そんな時、自然由来の生薬で作られた百草丸は、私たちの体が本来持っている健やかさを優しくサポートしてくれます。

もし、どこかでその小さな黒い粒に出会ったら、ぜひ背後にある「キハダの森」の風景を思い浮かべてみてください。

※2025年熊の出没により、キハダの収穫が減少し、原料価格が上昇していると生薬の卸問屋さんから伺いました。。。様々なところに影響がでていますね。
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「身近な薬草シリーズ」サンシュユ ー 山茱萸 ー--------------------------------春の訪れを告げ、冬の寒さに耐える身体を支えてくれる生薬「山茱萸(サンシュユ)」をご紹介します。春を彩り、秋に実る「黄金」と「珊瑚...
14/01/2026

「身近な薬草シリーズ」
サンシュユ ー 山茱萸 ー

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春の訪れを告げ、冬の寒さに耐える身体を支えてくれる生薬「山茱萸(サンシュユ)」をご紹介します。

春を彩り、秋に実る「黄金」と「珊瑚」
サンシュユは、早春に葉が出るよりも先に、木全体を包むような鮮やかな黄色の花を咲かせます。その美しさから「ハルコガネバナ(春黄金花)」という風雅な別名を持ちます。

一方で、秋になると一転して、つややかな赤い実をたわわに実らせます。その様子は「秋サンゴ」とも呼ばれ、古来より季節の移ろいを感じさせる植物として親しまれてきました。

生薬としてのちから:生命の「貯蔵庫」を補う
漢方の世界では、この秋の実(種子を除いたもの)を生薬として用います。主な働きは、生命力の源である「腎」を補い、体内の水分や精力を逃がさないように繋ぎ止めることにあります。

主な効能: 滋養強壮、頻尿の改善、足腰の冷えやしびれの緩和。

代表的な漢方薬: 高齢の方の健康維持に欠かせない「八味地黄丸(はちみじおうがん)」や、疲れ目にも用いられる「杞菊地黄丸」などに配合されています。

「最近、疲れが抜けにくい」「夜間のトイレが近くなった」と感じる方は、このサンシュユの力が助けになるかもしれません。

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住所

赤堤4-45-12アイビイビル5階
Setagaya-ku, Tokyo
156-0044

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火曜日 11:00 - 19:00
水曜日 11:00 - 19:00
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