07/08/2026
医業種交流会mebiusビジネス部会コラム「患者数を過信してはならない:その2」
【医師中心の診療スタイルが招く患者離れの危機】
患者が増えるにつれ、診療をスムーズに進めるために患者をコントロールしがちになります。開業当初「患者を増やそう」と要望に応えていた姿勢が薄れ、無意識のうちに医師中心の診療になっていないでしょうか。
所得が増えることで「患者要望に応えるのが負担だ」と感じ、診療内容や診療時間に制限をかけ始めることは、患者離れのきっかけとなります。環境の変化によって、これまで築いてきた信頼がガラスのように脆く崩れ去る可能性があることを忘れてはいけません。
【口コミへの対応とコミュニケーションの重要性】
生活習慣病の方や高齢の患者は、転院の手間を考えて継続通院する傾向にありますが、その信頼は決して不変ではありません。特に女性患者は評価が厳しく、不満を感じた場合には口コミサイトへ投稿されるケースも増えています。
不満の声が続く場合は、診療内容だけでなく患者様とのコミュニケーションに問題がないか見直す必要があります。いつの間にか「上から目線」で患者選別するようになってはいないでしょうか。患者あっての開業であることを再認識し、要望を受け入れる柔軟な姿勢を保ち続けることが、長期的な成功へと繋がります。
医業種交流会メビウス事務局より