01/09/2026
切っても、枯れても、また芽吹く。
ティーツリーという植物🌿
先日の蒸留会では、銅のアランビックにティーツリーの葉と枝を仕込むところからスタート。
葉だけでなく、樹皮や細い枝もあえて一緒に入れることで、香りに奥行きが生まれます。
植物1.5kgに対してハーブウォーター1.5Lという「1:1」の抽出量にもこだわり、火加減や冷却水の温度を細かく確認しながら、丁寧に蒸留を進めていきました。
蒸留を待つ間の実習も印象的でした。今回は写真の代わりに、ルーペと色鉛筆を使った「写生」に挑戦。手を動かしながらじっくり観察すると、葉の先端の小さな突起や、無数の黒い点(油腺)が見えてきて、植物との距離がぐっと近づく時間になりました。
出来上がったばかりのハーブウォーターは鋭さのある香り。会場には、2年熟成させたストックも用意され、飲み比べてみると角が取れて驚くほど上品な丸みに変化していました。同じ植物なのに、時間の経過でこんなに表情が変わるのかと、参加者の皆さんも驚いた様子でした。
オーストラリアの厳しい気候の中で育つティーツリー。乾燥や嵐、時には人の手で刈り込まれても、力強く再生してきたその生態は、先住民アボリジニの人々が古くから癒やしの力を知っていたことにもつながっています。
ティーツリーのハーブウォーターは、オーラルケアやスキンケア、呼吸器のケアなど、家庭の「常備薬」として幅広く活躍してくれます。
講座の詳細はプロフィールのリンクから🔗
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