03/08/2026
皆さんは、リラックセーションの効能をご存じでしょうか。
「何もしない」というリラックセーションはスポーツに役立つだけでなく、職場でも学校でも皆さんの生活のあらゆる面でプラスを生み出すでしょう。
ジュリウス・メンデスは、あの伝説のモハメッド・アリなど数多くのボクサーを育てたボクシングの世界では有名な名コーチです。ジュリウス・メンデスは言います。
「ハイレベルの試合ではずいぶんプレッシャーがかかる、ここが勝負の分かれ目です。すべての条件が同じなら、プレッシャーのもとでリラックスする能力、追いつめられても実力の出せる能力がチャンピオンに必要なものなのです」と。
勝つためには緊張を解きリラックスすることが重要だと述べています。緊張した状態になると不必要に筋肉が収縮して実力を発揮できません。
なぜ筋肉が収縮していると実力を発揮できないのか、といえば、それは次のような理由によります。たとえば左腕を伸ばす筋肉と左腕を曲げる筋肉とは一対を成していて、二つの筋肉は互いに拮抗しています。緊張した状態になると、双方の筋肉が同時に収縮してしまい、ダイナミックな動きの妨げとなります。
また循環噐系統への悪影響も明らかです。実は、筋肉は、収縮と弛緩を繰り返すことで 血液の循環を助けているのですが、血行の不順が生じると筋肉に酸素や栄養物質が十分に届かなくなってエネルギーが不足し疲労が蓄積していきます。筋肉が収縮していると血液が自由に流れないので簡単なことでも継続することができなくなってしまいます。筋肉が収縮していると反応時間が遅くなり、疲労感が増してしまうのです。
では、緊張状態になったとき、どこをどのようにリラックスさせるべきでしょうか。
その秘訣は、すぐに仕事をしなければならない筋肉を除く、すべての筋肉をリラックスさせることです。
リラックスするための唯一の禁止事項は、「がんばり過ぎるな」です。がんばり過ぎると、からだを緊張させてしまいます。リラックスしようとすればするほど緊張します。100パーセントの力を出そうと考えず、90パーセントくらいの力を出そうと考えた時に、緊張が解け100パーセントの力を出せるのです。