12/07/2026
背骨は,自転車のチェーンに少し似ています.
チェーンは,ひとつひとつのコマがつながることで,なめらかに動きながら力を伝えています.
背骨も同じように,椎骨が連なり,その後ろ側にある椎間関節という小さな関節が動きを支えています.
この関節は関節包に包まれ,表面は軟骨で覆われ,中には関節液があります.
さらに関節包のまわりには,痛みを感じる神経の末端が多く分布しています.
自転車のチェーンも,コマの動きが悪くなると一部に無理がかかって,引っかかりや異音の原因になります.
背骨も同じで,椎間関節の動きが悪くなると負担が集中し,炎症や刺激によって痛みが起こりやすくなります.
腰や首の痛みを考えるときは,骨そのものだけでなく,小さな関節の滑らかな動きにも目を向けることが大切です.